地名解

特集

クシのつく地名 ~釧路・奥尻・幾春別~

アイヌ語地名文法の練習 クシのつく地名 アイヌ語地名には、kusクㇱ のつく地名が時々でてくる。最も有名なのは「釧路くしろ」で、他にも有名な所は「奥尻おくしり島」や三笠の「幾春別いくしゅんべつ川」など。 小樽市内でも忍路の「尻櫛しりくし」や...
地名の由来

桃内の由来 ~モモナイ地名考~

桃内の紹介 桃内村 桃内 桃内は小樽の塩谷と忍路の間にある小さな集落である。かつては忍路郡桃内村という1つの村を成していて、現在もほぼそのままの区画で住所に残されている。 桃内の位置 桃内の集落と桃岩岬 国道五号で通過すると長い塩谷トンネル...
地名の由来

朝里の地名の由来 ~アサリ地名解~

難解なる朝里の地名解 朝里あさりは小樽市東部の最大の町で、国道沿いにはショッピングモールが立ち並び、山の奥には朝里川温泉やスキー場・ゴルフ場などのリゾート施設がある、賑やかなところである。かつては小樽郡朝里村という独立した村であった。また朝...
地名の由来

手稲富丘・三樽別川の由来~サンタルベツ地名考~

手稲富丘と三樽別 札幌の手稲富丘には、遠くからでも目立つKDDIの白い大鉄塔があるが、その近くで三樽別さんたるべつ川という川を渡る。あまり大きな川ではないが、国道沿いに河川標識があるので、なんとなく目にしたことがあるという人も多いだろう。 ...
特集

アイヌ語地名解の年代区分

アイヌ語地名解の年代区分 北海道のアイヌ語地名を日本語の意味に訳そうとする試みは、江戸時代から今にかけて繰り返し行われてきた。その上で重要となるのはどの年代のものかということである。古ければ古いほど、当時のアイヌの生の声を反映したものである...
地名の由来

小樽の地名の由来 ― 本当にオタオルナイだったか

歴史の残る小樽の町 小樽は運河と港の街である。 小樽は札幌の隣にあり、明治から戦前にかけて商港として発展してきた。今はすっかり観光地となり、流通の港としての役割は石狩湾新港と新千歳空港に取って代わられてしまったが、昔ながらの石造り倉庫の街並...
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小樽のアイヌ語地名解

蘭島 フゴッペ 和名:畚部ふごっぺ 位置:余市町栄町/畚部川/畚部岬 意味:【私案】hunki-o-petフンコペッ「砂丘の川」/【定説】hum-koi-peフㇺコイペ「浪音高き処」 メモ:余市・小樽境。昔は川が境だったりフゴッペ洞窟の裏の...